めそめそさんの物語

タイトルは彼岸花のめそめそさんをふと思い浮かべたので。ブログの内容自体はただの日記。

フリーサイズに基準なんてないのよというお話

昔、ちょっとしたファッションショップで働いていたことがある。
とはいっても、オシャレなブランドショップじゃなくって、
いわゆる「しまむら」とか「sanki」みたいな感じの

「質は低いが安く、いろんな服が手に入る」

タイプのお店だ。

(地域がかなり限定されるチェーン店なので、名は伏せます)

そのときによくお客さんに言われたのが、

「これ、フリーサイズって書いてあるけれど、
小さすぎませんか?」

ということ…。

特に年配の女性から言われることが多かった。
でもフリーサイズって、基準なんてないのよね…。

だってフリーサイズのフリーというのは、
「サイズがない」という部分でのフリーだから。

つまり

「oneサイズ(サイズがそれ1つだけ)」

と同じ意味なんだよね。

それを説明すると大抵お客さんは

「紛らわしいですね。
そんな表記、止めたほうがいいんじゃないですか?」

と言っていたっけ…。

正直、紛らわしいとは私も思う。

しかし一介の販売員(しかもバイト)が、
どうにか出来る問題ではないので、
適当に愛想笑いをして、お茶を濁してました。

MサイズとかLサイズなら、
一応JISのサイズ基準みたいなのがあるんですけどね。

ただ別に法律で決まっているわけじゃないので、
必ずしもメーカーがその基準に従わないといけないってわけじゃありませんが。

しかも1とか2とかの数字でサイズ表記しているところもありますし、
9号、11号とかいう表記の仕方まである始末。

つまり服のサイズ基準なんていうのは、
メーカー側が勝手に設定できるものなので、
気になる場合は実寸を聞いたり、実際に着てみたほうが良いのだと思います。